インターネット基礎知識
【インターネットの成り立ちとその基本的な考え】
アメリカの国防総省は核戦争時に従来の電話網はまったく役に立たなくなると考え、新たな通信システムの研究を始めました。
その後の研究により、現在のインターネットでも基本的な考え方となっている2つの項目の実現を目標としたネットワークが考え出されました。
1. 分散型ネットワーク
右図で(A)(B)間で通信を行う場合、図上では(A)から(C)という中継点を通り、(B)と通信できるようになります。しかし、中継点(C)が何らかのトラブルで機能しなくなった場合は、(A)(B)間での通信はできなくなってしまいます。
そこで、(C)という中継点だけでなく、(D)という中継点も使用できるようにします(図下)。仮に(C)が機能しなくなったとしても、(D)を迂回することにより、(A)(B)間の通信が可能になります。
このように一ヶ所に依存することのないネットワークの仕組みを分散型ネットワークといいます。
2. 情報のパケット(小包)化
通信をする際に、送るデータを小分けにして送る、このことをパケット化といいます。小分けにしてデータを送ることにより、通信が一時的に寸断された場合でも、続きのデータを送ることができます。
【実際の運用とその後の流れ 学術利用から商用利用へ】
1969年、9月にアメリカ内の3つの大学、12月にはもう1つ大学が加わり、24時間常時つながっているネットワークが運用。
商用インターネットは、1989年にインターネットとパソコン通信の間でメールのやりとりが可能になったことを皮切りに、1990年には、商用アクセスプロバイダができ、インターネットの民間利用が進んでいきました。
一方、日本では、1980年代に学術ネットワークとして一部大学や研究所等で使われていました。商用利用については1993年に郵政省から許可され、運用されるようになりました。
【実際の運用とその後の流れ 学術利用から商用利用へ】
1969年、9月にアメリカ内の3つの大学、12月にはもう1つ大学が加わり、24時間常時つながっているネットワークが運用
商用インターネットは、1989年にインターネットとパソコン通信の間でメールのやりとりが可能になったことを皮切りに、1990年には、商用アクセスプロバイダができ、インターネットの民間利用が進んでいきました。
一方、日本では、1980年代に学術ネットワークとして一部大学や研究所等で使われていました。商用利用については1993年に郵政省から許可され、運用されるようになりました。
【Internet Protocol (インターネット・プロトコル、IP)】
インターネットにおいて情報の伝達を行うプロトコルであり、 インターネットの基礎部分です。OSI参照モデルのネットワーク層にほぼ対応する機能を持っています。上位のプロトコルであるTCPやUDPなどとあわせて、TCP/IPなどなどと呼ばれます。
IPにおいては、基本的に通信するコンピュータごとに(厳密には機器のインターフェイスごとに)唯一無二の「IPアドレス」と呼ばれる固有番号を割り当てられることが通信時の前提です。
一般には英数字を使用した名前(ドメイン名)をIPアドレスに対応させて用います。例えば、「ja.wikipedia.org」というドメイン名は「208.80.152.2」というIPアドレスに対応します。
現在主に利用されているのは32ビットのアドレス空間を持つIPv4であり、IPアドレスの不足が発生することが予測されることから128ビットのアドレス空間を持つIPv6が作られました。
下記のwikipediaリンクに目を通しておいてください。
インターネット
インターネット標準
TCP/IP
IPアドレス枯渇問題
IPv4
IPv6
また、ここのyahooの記事に分かりやすくまとまっていますので、
目を通しておいて下さい。
- ネットワークを介して、クライアントからサーバへデータを転送すること。逆にサーバからデータを受け取ることをダウンロードという。 いま自分が使っているPCから、ネット上に存在するアップローダーにデータ(画像・音声・その他のデータ)を転送する意味で使.. 続きを読む
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